社会社会shakai

  • 印刷
動画一覧へ
小学1年生「こくご(上)」(光村図書)に記されている「句点」の書き順
拡大
小学1年生「こくご(上)」(光村図書)に記されている「句点」の書き順
句点の書き順はどちら回り?
拡大
句点の書き順はどちら回り?

 小学3年の長男の宿題を見ながら、ふと気になった。「『。』の書き方が違うやん」。文末に打つ句点。記者はいつも下から時計回りに書くが、長男は上から反時計回りだった。どちらが正しいのか。そもそも正しい書き順はあるのか。「。」の書き方に決まりはあるのかないのか専門家に尋ねてみた。

 「句点はあくまで符号。どう書いても間違いではないでしょう」。国語学が専門の関西学院大(西宮市)の大鹿薫久教授(65)は説明する。学校現場で混乱しないように書き方が示されてはいるが、筆で縦書きに書いていた時代、合理的な筆の運びから固まった慣用的なものだろうとする。

 一方、数字の「0(ゼロ)」やアルファベットの「O(オー)」は形は似ていても、一般的に上(0時の方向)から反時計回りに書く。大鹿教授がふと言った。「横書きなら、句点も上から書くのが合理的かもしれません」

 やや難しくなるが、教授の説明はこうだ。元々漢字やひらがなは、横の線は左から右、縦の線は上から下に書いていくのが原則。横書きの場合、次の文字を書くために自然とペン先が少し上がる。ならば、句点も上から書き出す方が書きやすいのでは-。ならば「0(ゼロ)」や「O(オー)」で親しんでいる反時計回りになっても不思議ではない。

 日本語の横書き化が進んでいる現代。長男と同じ書き方をする人が増える可能性も…「十分あるでしょうね」(大鹿教授)。(山本哲志)

社会の最新
もっと見る

天気(10月23日)

  • 18℃
  • 16℃
  • 90%

  • 17℃
  • 13℃
  • 100%

  • 17℃
  • 15℃
  • 90%

  • 17℃
  • 15℃
  • 100%

兵庫県内に 警報 が発令されています

お知らせ