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19日午前に巣立ち、野外100羽目となったコウノトリ=19日午前、豊岡市百合地
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19日午前に巣立ち、野外100羽目となったコウノトリ=19日午前、豊岡市百合地

 国の特別天然記念物コウノトリについて、兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)は19日、同市で1羽が巣立ち、2005年の放鳥以来初めて、日本の野外で暮らす鳥の数が100羽に達したと発表した。46年前に一度は日本の空から姿を消したコウノトリ。豊岡市で放鳥が始まって12年目の今年、野生復帰は大きな節目を迎えた。

 同公園によると、19日午前9時25分ごろ、豊岡市百合地にある人工巣塔から、ひな1羽が巣立った。同公園職員が確認したという。

 1971年、国内の野外コウノトリは、最後の1羽が豊岡市で死んで絶滅。その後但馬地域では、99年に開設されたコウノトリの郷公園を拠点に、人工飼育や放鳥といった野生復帰の取り組みが進められてきた。

 2005年、再び野に放たれた鳥が野外で繁殖し、現在は子どもや孫世代の鳥たちが豊岡周辺を中心に生息している。行方不明になったり、自然の中で傷ついて施設に収容されたりした鳥を除く数は、2017年6月18日時点で99羽になっており、この日の1羽で100羽に到達した。

 今年3月下旬には、放鳥が始まって以来初めて、豊岡周辺以外の徳島県鳴門市でひながふ化。6月上旬に、3羽が巣立った。徳島県以外にも今年、島根県雲南市でひなが誕生した。繁殖地は全国に広がり始めている。(阿部江利)

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