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兵庫県知事選立候補者の「最後の訴え」に耳を澄ます有権者ら。17日間の舌戦が幕を閉じた=1日午後、神戸市内(撮影・斎藤雅志、画像の一部を加工しています)
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兵庫県知事選立候補者の「最後の訴え」に耳を澄ます有権者ら。17日間の舌戦が幕を閉じた=1日午後、神戸市内(撮影・斎藤雅志、画像の一部を加工しています)

 27年ぶりに4人の争いとなった兵庫県知事選は1日、17日間にわたる舌戦を終えた。最終日は4候補とも、神戸・三宮や元町の繁華街を中心に活動。人通りの多い商店街や百貨店前でマイクを握り、「最後の訴え」に声をからした。「実績」を強調する現職に対し、「転換」を求めた3新人。きょう2日、有権者の審判が下る。

 新人の勝谷誠彦氏(56)はこれまで、5選を目指す現職への多選批判を繰り返してきた。この日も、複数の政党から支援を受け組織戦を展開する現職を意識し「組織票って何ですか。県民をばかにするな」などと主張。道行く買い物客らに「投票に行って。投票率が上がれば僕が勝つ」と呼び掛けた。

 テレビでの知名度もあって三宮センター街などでの演説には人だかりも。小学校の同級生、白井文・元尼崎市長も駆け付けた。

 現職の井戸敏三氏(71)は、自民、民進、公明党の国会議員や、今秋の市長選で再選に挑む久元喜造・神戸市長らと繁華街を練り歩いた。

 「人口が減る中でも地域の活力を発展させる。その先頭に立たせてください」と、4期目後半に着手した「地域創生」の必要性を強調。対立候補の多選批判への反論はこの日も抑えた。代わりに応援議員が「選挙は人気投票ではない。必要なのは実力だ」と4期16年の実績をアピールした。

 共産党推薦の新人、津川知久氏(66)は、同党の国会議員と演説。「1強」が続く安倍政権の支持率急落に触れて「憲法9条を壊す政治にノーを」と批判を強め、「国に対して強く迫れるのは私だけ」と他候補との違いを訴えた。

 多選は批判せず、現在の県の政策に矛先を向けてきた。この日も「県民の生活や中小企業、農林漁業に心を寄せる県政に変える」と主張し、高校3年までの医療費無料化といった公約の説明に時間を割いた。

 他陣営と比べて、少ない人員で戦ってきた新人の中川暢三氏(61)。この日は選挙期間中で最多という15人のスタッフとともに、一日中、神戸・三宮などの繁華街で演説を重ねた。

 企業の管理職経験と加西市長、大阪北区長の実績を強調。「官民両方の経験があり、公約を実現する実行力があるのは私だけだ」と訴えた。現職を皮肉り「古い“井戸”ではだめ。新しい、水量豊かな“中川”をお願いします」などと繰り返した。

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