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尼崎市内で見つかったヒアリ。右は女王アリ、左は繁殖能力のあるオス(兵庫県立人と自然の博物館提供)
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尼崎市内で見つかったヒアリ。右は女王アリ、左は繁殖能力のあるオス(兵庫県立人と自然の博物館提供)

 環境省は5日、神戸港から兵庫県尼崎市内に運ばれたコンテナの中で5月に見つかった強毒性の特定外来生物「ヒアリ」から、繁殖能力のある女王アリ2匹を確認したと発表した。女王アリが確認されたのは大阪港に続いて国内2例目で、兵庫県内では初めて。

 ヒアリは、中国から神戸港に陸揚げされ同市内に運ばれたコンテナから、5月26日に国内で初めて発見された。駆除した個体を回収し、研究機関で調べた結果、コンテナには500匹余りのヒアリとみられる死骸があり、うち少なくとも女王アリ2匹と雄5匹がいたことが分かった。

 専門家によると、女王アリは1日千個以上の卵を産む能力がある。国立環境研究所の五箇公一室長は雄も見つかったことについて「家族単位での移動が明らかになり、外で営巣に適した環境が見つかれば次世代につながりかねない」と指摘した。

 これとは別に、6月16日にヒアリが見つかった神戸市中央区のポートアイランドのコンテナヤード「PC18」で、環境省が新たに同28日に捕獲した1匹を調べたところ、ヒアリだったことが分かった。同省は神戸市や尼崎市と連携し、コンテナが置かれた場所の調査や見つかった場合の駆除を続ける。

 大阪港では、警戒のために殺虫剤を使用した場所で、7月3日に回収したヒアリの死骸の中から女王アリが1匹見つかっている。

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