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不正会計による職員の着服を謝罪する明石市シルバー人材センターの藤川忠史理事長(中央)ら=明石市中崎1、市役所
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不正会計による職員の着服を謝罪する明石市シルバー人材センターの藤川忠史理事長(中央)ら=明石市中崎1、市役所

 兵庫県明石市シルバー人材センターは10日、事務局事業係の男性担当課長(64)が今年6月ごろまで約6年半にわたって登録会員の人件費などを不正に処理し、約600万円を着服していた、と発表した。飲食費やパチンコ代などに使ったといい、同センターは刑事告訴を検討している。

 課長は事業所や家庭などから仕事を受注し、会員の高齢者に依頼する業務を担当。2010年11月ごろから計50回、同市内の事業所から片付けや荷物の移動などを請け負った名目で虚偽の請負額などを会計システムに入力し、特定の男性会員の口座に報酬に当たる「配分金」を振り込んだ。男性会員には「別人の分を誤って振り込んだ」とだまして口座から引き出させ、その額を受け取ったという。

 未収金は、同センターが実際に受け取っていた事務手数料の割合を操作して充当。未収金が多額にならないよう、架空受注の業者を定期的に変えていたという。課長は約600万円を既に返済。同センターは詳細な被害額が確定し次第、課長を処分する。

 男性会員が6月に亡くなり、遺族が通帳などを整理していたところ、課長名や金額などが書かれた封筒が見つかり、不正が発覚。男性会員と課長に私的な付き合いはなく、同センターは男性の関与はなかったとしている。(藤井伸哉)

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