社会社会shakai

  • 印刷
句点の書き順、あなたは? 神戸新聞社のアンケートでは7割以上が「起点は下、時計回り」という結果に
拡大
句点の書き順、あなたは? 神戸新聞社のアンケートでは7割以上が「起点は下、時計回り」という結果に

 句点の書き順記事を題材に、神戸新聞社がツイッターでアンケートをしたところ、3166票が寄せられました。多数派は「起点は下、時計回り」。「。」をめぐるこの疑問が収まったところで、数字の「0(ゼロ)」やアルファベットの「O(オー)」も調べてみると…。(ネクスト編集部)

 アンケートは6月14~20日の7日間実施。起点は上、時計回り▽起点は上、反時計回り▽起点は下、時計回り▽起点は下、反時計回りの4択で実施。起点は下、時計回りが72%を占めました。

■書道家の見方は

 「学校で習った書き方通りに書いている方が多いことに驚きました」

 神戸市内で、幼児から大人まで書道を教える睦麗(ぼくれい)さんの印象です。

 実は睦麗さんの句点の書き順は「起点は上、反時計回り」。書道講師が反時計回りとは少し意外ですが、これには理由があります。「縦書き横書きどちらの場合でも、句点は直前の文字に近づけて書くと、美しい体裁になるからです」とのこと。

■さらなる疑問解明へ

 数字の「0(ゼロ)」やアルファベットの「O(オー)」、記号の「○」の書き順に決まりはあるのでしょうか。教科書出版会社の光村図書(東京都品川区)の担当者に尋ねたところ、「基本的にルールはありません」。

 1960(昭和35)年、文部省(現文部科学省)から発行された「小学校ローマ字指導資料」には、筆順の一例として、O(オー)の筆順には時計回りの矢印が添えられています。一方、「筆順はいちおうの基準と考えられるもの」「このほかの筆順はすべて誤りであるというわけではない」との注意書きも。

 2015(平成27)年に文科省から発行されたアルファベットの教材「Hi, friends! Plus」を見ると、O(オー)の筆順には時計回りの矢印があるものの、「参考に示したもので、決まりはありません」。

■書き順は自由だ

 教科書に書き順が記されているのは、教育現場での混乱を避けるため。書きやすさを重視しつつ、教える側にも配慮した結果「一定のルールが構築されてきたのでは」と担当者は推測します。

 小学校教員の経験もある睦麗さんは「何通りもの筆順がある漢字はたくさんあります。『書き順はひとつで絶対に守らなければ』と私は思い込んでおり、そうではないと知ったときは新鮮な驚きでした」と話します。

 一方、書き順がルーズになることには賛同できないとのこと。「『読めたらいい』と考える人もいますが、正しい書き順を覚えると、字形も整えやすくなります」(ネクスト編集部)

社会の最新
もっと見る

天気(9月23日)

  • 26℃
  • ---℃
  • 0%

  • 27℃
  • ---℃
  • 10%

  • 28℃
  • ---℃
  • 10%

  • 27℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ