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各地の魅力について語る日本遺産の関係者ら=兵庫県県公館
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各地の魅力について語る日本遺産の関係者ら=兵庫県県公館

 兵庫県が誕生して150周年の1年前に当たる12日、県が神戸市中央区の県公館で記念のシンポジウムを開き、五国の魅力を題材に、パネルディスカッションをした。県内で日本遺産に認定されている四つのストーリーの関係者らが、個性豊かな各地の魅力を生かした未来の「兵庫づくり」について意見を交わした。

 「国生みの島・淡路」の認定に尽力した淡路青年会議所の時枝弘記理事長は「国生み神話で、伝承の地が島内の3市全てに残っている。それをもっと前に出す必要性を感じた」と述べ「古事記が取っつきにくいので、アニメーションで理解しやすくした」と紹介。「歴史を知ってもらうには島民に関わってもらわなければならない」と強調した。

 県内で唯一「丹波篠山デカンショ節」と「きっと恋する六古窯」の二つのストーリーが認定された篠山市の酒井隆明市長は「神戸から1時間の距離に城下町や昔ながらの窯が残されている」とアピール。認定を受けて「市民から新しくデカンショ節の歌詞を募集したほか、丹波焼きでの乾杯条例を作った」と説明した。「銀の馬車道 鉱石の道」で町おこしに関わる小野康裕さんも、JR播但線沿線で相乗効果が出つつあることを報告した。

 コーディネーターを務めた園田学園女子大の田辺眞人名誉教授は「兵庫県は日本海、瀬戸内海、太平洋に面し、農村部から大都市まで存在するなど多様性がある。県民一人一人が県の強さを考えれば将来成功するのではないか」と結んだ。

    ◇

 この日は県議会や各種団体、企業などでつくる「県政150周年記念事業推進協議会」も発足。「多様な兵庫の魅力とふるさとの誇り」「先駆的に続けてきた挑戦を、そのなかで培ってきた兵庫の知恵」を広く発信するなどとした記念事業の基本方針も確認された。ハード整備を含め各種事業を検討していく。(阪口真平)

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