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 公共の場所以外での盗撮や近隣トラブルによる付きまといなどを規制対象に加えた改正兵庫県迷惑防止条例が施行され今月で1年。新たな規制を適用された事件が5月末までの11カ月間で46件あったことが、県警への取材で分かった。学校の教室や公衆トイレで盗撮などをする「卑わいな行為」が28件、正当な理由なく付きまといなどをする「嫌がらせ行為」は18件だった。(石川 翠)

 改正条例は2016年3月に改正され、同年7月1日に施行された。従来の条例が禁じていた「公共の場での卑わいな行為」の範囲を拡大。スマートフォンによる盗撮行為などは、以前から対象だった駅や道路などの公共の場に加え、公衆トイレや更衣室なども禁止になった。また、ストーカー規制法が適用できない嫌がらせ行為についても規制できるようになった。

 県警生活安全企画課によると、昨年7月~今年5月に摘発した卑わいな行為は、駅トイレや住宅浴室などでの盗撮が26件あったほか、公共の場所に盗撮目的でカメラを設置した事案も1件あった。昨年8月、南あわじ市立小学校の校長(懲戒免職)が校内の更衣室にカメラを設置したとして書類送検された事件には同条例が適用された。

 嫌がらせ行為は「女性への押し掛け」と「ネットの書き込みなどで名誉を傷つける行為」がいずれも4件、「女性への付きまとい」と「わいせつな写真を送りつけるなどして辱める行為」も3件ずつだった。県警はいずれも容疑者を逮捕、書類送検。県警は「禁止行為を広く周知し、安全な生活を守りたい」としている。

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