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「災害に強い首都東京の実現に力を尽くしたい」と話す森口つかさ都議=東京都新宿区
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「災害に強い首都東京の実現に力を尽くしたい」と話す森口つかさ都議=東京都新宿区

 小池百合子知事率いる地域政党「都民ファーストの会」が第1党になった東京都議会の臨時会が8日に開会する。都民ファースト新人都議の一人、森口つかささん(35)は兵庫県宝塚市出身、中学のとき阪神・淡路大震災で2歳上の兄を失った。「安全・安心のまちづくりが自分の使命」と政治家としての第一歩を踏み出す。

 森口さんは1995年当時、中学1年生。震災で同市星の荘の自宅は全壊し、落ちてきた屋根に足を挟まれ動けなくなった。2時間後、近所の人たちに救出されたが、1階にいた中学3年の兄裕也さん=当時(14)=は助からなかった。裕也さんは震災前夜、1階で試験勉強をしていて、そのまま寝入ったという。

 森口さんは京都大、大学院を経て東京で就職後、2008年に自民党衆院議員だった小池氏の事務所に入り、秘書や運転手を務めた。衣料関連の事業を営みながら小池氏の活動に関わり続けた。16年に小池氏の都知事選立候補に感銘を受け、「都議会を変えたい」と都議補選(新宿区)に立候補。自身は落選したが、その後に小池氏が設立した「希望の塾」に参加し、今年7月の都議選では同区でトップ当選した。

 震災の経験から、直下型地震が予測される東京で「命を守るまちづくり」を掲げる。建物の耐震化・住宅密集地域対策や災害対策強化条例の制定などを目指す。結婚し3歳の娘がいる森口さん。「自分が親になって、息子を失った両親が当時どれほどつらかったかが分かった。安全・安心は『自分ごと』。人生の使命として取り組む」と話した。(森本尚樹)

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