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路上で演奏を披露するバケツドラマーの大巨人さん=神戸市中央区加納町4
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路上で演奏を披露するバケツドラマーの大巨人さん=神戸市中央区加納町4
路上で演奏を披露するバケツドラマーの大巨人さん=神戸市中央区加納町4
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路上で演奏を披露するバケツドラマーの大巨人さん=神戸市中央区加納町4

 サンテレビで流れている兵庫県姫路市の産業廃棄物処理会社のテレビCM「廃棄物ドラマー編」。作業服を着た男性が、ビンや鉄の棒など廃棄物を楽器に見立て、ドラム演奏のようにリズムを刻む。昨秋のCM放送開始後から、「演奏しているのは誰」「男性は社員なのか」と数多くの反響が寄せられ、会員制交流サイト(SNS)でも「かっこいい」「すごい」など話題となっている。このドラマーの正体とは…。(阪口真平)

 バケツや空きビン、アルミ製のふたに金属製の棒など、本物の廃棄物十数点が並び、見事な手さばきで音を奏でる。姫路市の「姫路環境開発」敷地内で昨年9月に撮影されたCMだ。同社創立30周年に合わせて企画され、同10月から放送されている。

 演奏しているのは、京都を拠点にストリートで活躍するバケツドラマー大巨人(だいきょじん)さん(本名・吉田匡志(まさし)、28歳)。CMを製作した姫路市の広告会社「アド広研」の吉田慶哲(けいてつ)さん(30)は「廃棄物をもう一度価値あるものにするという会社のコンセプトと合致した」と起用理由に挙げる。

 元々ジャズドラマーだった大巨人さん。京都のほか、大阪や神戸でもストリート活動を行っており、6月下旬にはJR三ノ宮駅高架下で演奏を披露した。

 行き交う人が次々と足を止め、瞬く間に取り巻く人だかりができた。観客は体でリズムをとったり、スマートフォンで画像を撮影したり。中には踊り始める人もいた。

 長く聞いてもらうため、単純にたたくだけではなく、灰皿を落としたり、お盆を地面でこすったりしてさまざまに音に変化を付け、見た目にも楽しめるものに。「誰でもできる色物」と言わせないために人にはまねできない独自の演奏方法を編み出した。

 演奏を聞いた神戸市北区の会社員(30)は「楽器かと思って近づいてみるとバケツや金属製品で驚いた。ビートもかっこよくアイデアも面白い」と感心した様子だった。

 ゆくゆくは普通のドラマーとしても勝負する夢を持つ。「ドラム奏者として影響を与えられる人になりたい。そのためにはまず結果を出さないと、誰にも聞いてもらえないから」と熱く語った。

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