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ろうそくの火で浮かび上がった石仏群=8日夜、加西市北条町北条、羅漢寺(撮影・笠原次郎)
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ろうそくの火で浮かび上がった石仏群=8日夜、加西市北条町北条、羅漢寺(撮影・笠原次郎)

 石仏群「五百羅漢」で知られる兵庫県加西市北条町北条、羅漢寺で8日夜、石仏の前にろうそくをともして先祖を供養する「千灯会」が営まれ、炎に照らされた石仏が幻想的な雰囲気を醸し出していた。

 同寺の五百羅漢は市指定有形文化財で、高さ1メートル前後の石仏433体が並ぶ。表情が一体一体異なり、自分の親や子の顔に似た石仏が必ずあるとされる。本尊の薬師如来の縁日に合わせ、五百羅漢保存委員会が毎年、千灯会を開いている。

 この日は、近隣の天台宗住職も出席して法要が営まれた。訪れた人たちは約千本のろうそくを次々にともし、浴衣姿の子どもらが静かに手を合わせた。

 加古川市から来た子ども(7)は「家族みんなが元気でいられるように祈った。羅漢さんがとてもきれいだった」と話した。(河尻 悟)

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