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椎屋邦隆氏
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椎屋邦隆氏

 兵庫県小野市議会が今年5月、「市内に生活の本拠がなく、議員資格を有しない」と議決し、議員資格を失った椎屋邦隆氏(63)について、兵庫県の井戸敏三知事は16日、第三者機関の自治紛争処理委員の結論に基づき、同市議会の決定を取り消した。椎屋氏は失職した5月22日にさかのぼって復職する。

 公選法は市町村議会議員の被選挙権について、区域内に3カ月以上、住所を置くことを定める。椎屋氏は三木市に妻を残して小野市に転居し、2015年4月に初当選。同市議会は5月22日、市会百条委員会の調査に基づき失職と決めた。椎屋氏は同30日、決定を不服とする審査申立書を井戸知事に提出した。

 井戸知事は弁護士2人、大学教授1人を自治紛争処理委員に任命。委員らは8月4日までの計3回の会議で提出書類を審査し「小野市と三木市の居宅のいずれかを本拠と断定することは困難」とした上で、「小野市に一定の居住実態があり、三木市に生活の本拠があるとの積極的事情も認められない」との意見書を8月9日付で提出した。

 椎屋氏は「委員による公正な判断がなされた」と喜び、「今後は地域住民との絆をいっそう強め、市民の福祉向上に努めていく」とコメントした。(笠原次郎)

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