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発火したスマートフォン用充電器。充電口の付近が変形している(読者提供)
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発火したスマートフォン用充電器。充電口の付近が変形している(読者提供)
神戸新聞NEXT
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 リチウムイオン電池(リ電池)が使われている携帯用スマートフォン充電器の発煙・発火事故が2016年度、過去最高の51件に上ったことが、独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」の調べで分かった。3割以上がリコール対象製品で、ポケット内で発火し、大やけどを負った事例も報告されている。(小森有喜)

 リ電池は、従来の電池よりも軽量、高電圧で、高機能・小型軽量化が進むモバイル機器に搭載されることが多いという。普及に伴い発煙・発火の事故も増加。NITEの調べでは、12年度からの5年間で計108件(兵庫県はうち2件)発生。12年度は1件だったが、16年度は全件数の半分の51件が報告された。

 昨年8月、札幌発羽田行きの航空機内で発煙し、緊急着陸する騒ぎもあった。航空各社は、リ電池式充電器の貨物室への預け入れを禁止し、制限付きで機内への持ち込みを認めている。

 本年度も各地で事故が起きており、兵庫県内では4月、阪急西宮北口駅で、停車中の電車に乗っていた男性会社員(50)が胸ポケットに入れて、使用していた充電器が過熱し発火。7月には播磨町の民家でも、かばんに入れていた充電器が燃えるぼやが起きた。いずれもけがはなかった。

 事故製品の3割以上がリコール対象製品との報告もあり、NITEは「商品をきちんと確認して使用してほしい」とする一方、「リ電池は外部からの衝撃を受けると内部ショートを起こし、事故につながる恐れがある。衝撃を加えないよう注意して」と呼び掛けている。

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