社会社会shakai

  • 印刷
JR三ノ宮駅に張り出された「北朝鮮が核実験」の本紙号外に足を止める人たち=3日午後、神戸市中央区(撮影・大山伸一郎)
拡大
JR三ノ宮駅に張り出された「北朝鮮が核実験」の本紙号外に足を止める人たち=3日午後、神戸市中央区(撮影・大山伸一郎)

 北朝鮮の核実験強行に対し、兵庫県内からも憤りの声が相次いだ。

 「ショックだが、驚きはない。北朝鮮は今後もやるだろう」。兵庫県原爆被害者団体協議会の岡辺好子理事長(88)=宝塚市=は事態を冷静に受け止めつつ、「度重なる核実験やミサイル発射で、核兵器廃絶の声は一層高まるはずだ」と語気を強めた。

 16歳の時、広島の爆心地から1・5キロの地点で被爆し、父を亡くした。「今の子どもたちに、決してそんな経験をさせたくない。核保有国に不使用を求める署名活動を進め、国連に訴え続ける。被爆者としての命を懸けた務めだ」と決意をにじませた。

 拉致被害者、有本恵子さん=失踪当時(23)=の父明弘さん(89)=神戸市長田区=は「(金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は)国の指導者としておかしい。世界に戦いを挑んでいる」。拉致問題に進展がない中で相次ぐ北朝鮮の蛮行に、「米国のトランプ大統領に期待している。彼の動きを見守りたい」と話した。

 在日韓国人3世で、NPO法人神戸定住外国人支援センター(神戸市長田区)の金宣吉(キムソンギル)理事長(54)は「異常な国家の暴走」と激しく非難。「北朝鮮は厳しい暮らしを強いられている国民に目を向けるべきだ」と強調した。また、過去の核実験の際に、在日コリアンの子どもが名前や出自を理由に嫌がらせを受けたといい、「関係のない子どもに矛先が向くことは、あってはならない」と訴えた。

 先月29日に日本上空を弾道ミサイルが通過したばかりとあって、街には懸念も広がる。神戸市中央区の生田神社を参拝していた会社員男性(52)は「北朝鮮はいつか戦争を起こすのではないか」。同市垂水区の大学2年生(19)は「日本に影響が出た場合、どこへ逃げたらいいのか…」と不安そうな表情を浮かべた。

社会の最新
もっと見る

天気(9月21日)

  • 27℃
  • 20℃
  • 0%

  • 27℃
  • 16℃
  • 10%

  • 28℃
  • 21℃
  • 0%

  • 29℃
  • 18℃
  • 10%

お知らせ