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橋本健氏
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橋本健氏

 神戸市会の政務活動費(政活費)の架空請求疑惑で辞職した橋本健・元市議(37)について、架空の領収書を発行したとされる印刷仲介業者とは別の印刷業者からも、虚偽の領収書を受け取っていた疑いがあることが4日、関係者への取材で分かった。2013年度に約194万円を支出し、政活費では認められていない名刺印刷などに使った可能性があるという。

 橋本氏が所属していた自民党議員団の政活費収支報告書によると、「市政報告一式」のただし書きがあり、14年3月31日付で194万2500円が支出されたとする領収書が含まれている。

 この領収書を発行した神戸市内の印刷業者の男性によると、橋本氏の依頼で発行し、金額を受け取ったのは翌年度の14年5月ごろ。市政報告のデザインや印刷の依頼はなく、原稿のデータなども届かなかったという。一方で今年5月ごろまで年数回、橋本氏からの注文で顔写真入りの名刺や封筒を作製していた。名刺は1回に3千枚ほどを印刷していたという。

 この印刷業者は「橋本氏の指示通りに領収書の金額やただし書きを書いた。受け取った金額は返還したい」と話した。市会事務局によると、政務活動費の支出で名刺作製は認められていない。

 橋本氏は10~14年度の計8回、印刷仲介業者の男性に市政報告の印刷計720万円分を発注したとして政活費を請求し、同額を受け取っていた。男性が「実態のない領収書を渡していた」と証言し、架空発注疑惑が浮上した。自民党議員団は6議員による調査チームを設け、橋本氏への聞き取りを含めて調査を行い、6日の市会本会議終了後に報告するとしている。(若林幹夫)

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