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2018年秋に完成予定の尼崎城の外観イメージ(尼崎市提供)
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2018年秋に完成予定の尼崎城の外観イメージ(尼崎市提供)
かつての城下町の風景を楽しめる尼崎城内部のVRシアター(尼崎市提供)
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かつての城下町の風景を楽しめる尼崎城内部のVRシアター(尼崎市提供)

 来年秋に完成する尼崎城の内部展示の概要が、兵庫県尼崎市への取材で明らかになった。VR(仮想現実)で江戸時代の城下町を見渡せるシアターや、茶会や落語会を開ける畳スペース、展望室などを用意。歴史を楽しみながら学べる場所とし、新たな観光拠点を目指す。

 再現される城は、高さ約24メートルの四重天守と二重の付け櫓で、鉄筋コンクリート造り。内部はエレベーター付きの地上5階建てで、延べ床面積は約1409平方メートル。

 1階は無料ゾーン。城関連グッズや尼崎の名産品を並べる店舗を整備し、イベントや講演会を開ける交流スペースも備える。

 2階以上は有料で、侍や姫、忍者などのコスプレを楽しめるスペースを用意。企画展などを開くギャラリー、石積みや城下町の暮らしを体験できるコーナーも設置するという。最上階は木材をふんだんに使った展望台を予定。VRを利用し、江戸時代の城下町と現在の街並みを比較できるようにする。

 尼崎城は、藩主戸田氏鉄によって江戸初期に築城されたが、明治6(1873)年の廃城令に伴って取り壊された。しかし、家電量販店のミドリ電化(現エディオン)の創業者安保詮さんが、城を築いた上で市に寄付することを打診。昨年10月から、阪神電鉄尼崎駅の南東で“再建”が進められている。

 城は2018年秋に完成し、内部展示や周辺の城址公園の整備を含め、18年度末にグランドオープンする予定。(岡西篤志)

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