社会社会shakai

  • 印刷

 10月8日告示、22日投開票の神戸市長選で、前加西市長の中川暢三氏(61)が12日会見し、無所属で立候補することを表明した。会見要旨は次の通り。

 「今夏の県知事選に立候補して神戸市内を回り、神戸市の現状や抱えている問題を認識した。首長などの経験から、具体的な政策を掲げた選挙をやってきた。政策提言をさせてもらうために立候補する」

 -立候補の理由は。

 「民間人は立場上、立候補しづらい。その声を代弁する形で立候補して政策提言させてもらう。政党候補者は無難な政策しか出さないので、不偏不党の立場で選択肢を示したい」

 -神戸市政をどうみる。

 「神戸市は助役や副市長が横滑りで再選を繰り返してきた。いままでの延長線上の政策で時代遅れだ。時代に先手を打てず、政策転換が遅れている。神戸は神戸のことだけを考えていては駄目。兵庫県全体を見渡し、関西圏を代表する大都市としての役割を果たすべきだ」

 -市会では政務活動費の不正が相次ぐ。

 「(自民党神戸の問題発覚以来)2年が過ぎても解決できず、橋本健元市議の問題が出た。行政と議会がなれ合いでやってきた結果だ。議会が自ら変われないのであれば、市長が主導して変えるべきだが、(選挙で)議会の全面的な支援を受けていては変えられない。議会とは独立して選挙に出るべきだ」

 -どんな市政を実現したいか。

 「新たな発想でイノベーション(変革)を起こしたい。サービスを向上させ、税金も安くする。経営ができる人が市長になるべきだ。“神戸村”の議会に担がれた操り人形の市長では駄目。マネジメントに力点を置いた市政をやりたい。私には、公民連携や資産マネジメントの専門知識が市職員以上にある」

 -自身の売りは。

 「私は23年間大手企業に勤めた後、加西市長を2期務め、(北区長に就いた)大阪市ではナンバー5のポジションで改革に当たってきた。退任後は自治体研究をしてきた。構想力、経営力がある。無所属・無党派なので、しがらみのない立場から合理的な判断ができる。神戸、兵庫、日本の自治体経営のモデルを示したい」

 -なぜ何度も選挙に出るのか。

 「15年間、無所属・無党派の立場でお金をかけずに選挙をやってきた。過去3回、自己資金で大きな知事選を戦い、政令市長選も3回目だ。自治体はまちづくりや政治の基本だから、自治体経営にこだわりたい。国を良くしようと思えば、地域から良くしないといけいない。国の財政も地方の財政からだ」

 -なぜ当選できなかったか。

 「たくさん出馬して当選できないのは、私という人物や政策、能力に問題があるわけではない。私には組織がなく、お金がない。いくら志が高くても、公平に戦える選挙制度になっていない。有権者の無関心も大きい」

 -どんな政策を訴えるか。

 「県知事選に続き、投票に行けば1万円がもらえるインセンティブ制度を打ち出す。市会議員の定数は現行の69から50程度に減らし、報酬も3割以上減らす。1人年間2万円の減税を実現する一方、経済活性化によって税収アップを図る」

 -市役所をどう変えるか。

 「チャレンジする市役所に変える。今は可能性があるのに、それをつぶしている。市長の号令の下、職員がそれぞれの持ち場で考え、市民も参加してチャレンジしていく神戸市にする」

社会の最新
もっと見る

天気(9月20日)

  • 28℃
  • ---℃
  • 20%

  • 30℃
  • ---℃
  • 30%

  • 28℃
  • ---℃
  • 20%

  • 29℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ