社会社会shakai

  • 印刷
発掘調査で見つかった備前門の石垣跡=姫路市魚町
拡大
発掘調査で見つかった備前門の石垣跡=姫路市魚町
1823(文政6)年の絵図に描かれた備前門(市提供)
拡大
1823(文政6)年の絵図に描かれた備前門(市提供)
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 兵庫県姫路市埋蔵文化財センターは20日、世界文化遺産・国宝姫路城の西の玄関口だった「備前門」の石垣跡が、同市魚町の地中で見つかったと発表した。備前門跡が確認されたのは初めて。門の存在を描いた江戸時代の絵図では建造時期は不明だったが、石垣の構造から江戸初期に造られた可能性が高いという。

 備前門は大天守の南西約1・2キロにあり、船場川と外堀が分岐する「外曲輪」に位置していた。西国街道につながる出入り口だったが、1876(明治9)年に旧城南小学校が建設された際、埋め立てられたとみられる。

 現在は繁華街の一角にあり、同センターが8月下旬から約20平方メートルで発掘調査を開始。幅約2メートル、高さ約80センチに及ぶ2段分の石垣が見つかったほか、城の石垣でも使われた凝灰岩の割石を確認した。最大で幅約80センチ、高さ約70センチ、奥行き約80センチあり、割石の裏側に敷き詰められた河原石も複数あった。

 石積みには、割石の間に小石を詰める「打込みハギ」と呼ばれる技法が使われ、割石の目地が一部しか整っていない「布積み崩し」の特徴もあったという。

 こうした石垣は、池田輝政が城主を務めた時代以降の17世紀初期に多用されたといい、同センターの小柴治子技術主任(45)は「築城の状況が垣間見え、歴史をひもとく上で価値のある発見」としている。

 現地説明会は23日午後1時半から開かれる。同センターTEL079・252・3950

(金 旻革)

社会の最新
もっと見る

天気(10月22日)

  • 20℃
  • ---℃
  • 90%

  • 18℃
  • ---℃
  • 90%

  • 18℃
  • ---℃
  • 90%

  • 19℃
  • ---℃
  • 100%

兵庫県内に 警報 が発令されています

お知らせ