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高い集中力で馬術と勉強、サッカーをこなす灘高校の有田奏司郎選手=神戸市西区、リトルホースクラブ
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高い集中力で馬術と勉強、サッカーをこなす灘高校の有田奏司郎選手=神戸市西区、リトルホースクラブ

 10月5日から兵庫県三木市で始まる国民体育大会馬術競技に、灘高校(神戸市東灘区)で医師を目指す2年の有田奏司郎(そうじろう)選手(17)が出場する。大学受験のため予備校に通いながら、部活ではサッカー部に所属するという“3足のわらじ”をこなし、8月の全日本高校馬術選手権では2位に。文武両道を貫き、将来の五輪出場を夢見る。(藤村有希子)

 4人きょうだいの2番目で、兄とともに5歳から乗馬に親しんだ。ソウル、バルセロナ両五輪代表の奥野竜三さんの勧めで本格的に練習を始め、昨夏からは神戸市西区のリトルホースクラブに通う。

 父から「手に職をつけなさい」と言われて育ったといい、いつしか医師を志すようになった。小学生で始めたサッカーを灘中、灘高でも続ける一方、週3日は予備校に通い、帰宅は午後10時ごろ。その後も自宅学習が続く。

 乗馬は主に土日。「気持ちの切り替えを意識したことはない。もともとうまくいっている節があるのかも」と有田選手。類いまれな集中力は、小学校のころからの受験勉強で培われたという。

 今年の国体は愛媛県を中心に開かれ、馬術は地元兵庫県の三木ホースランドパークで開催。リトルホースクラブ代表で兵庫県選手団監督の稗田龍馬選手は有田選手について「馬の調子をうまく感じ取り、乗り方を修正できる。日頃から大事に世話し、馬もそれに応えようとする」と評する。

 「自分が頑張っても馬がついてこなければ、何かが足りないと明確に分かる。ごまかしがきかない」と馬術の魅力を語る有田選手。「馬術は年をとってもできる競技。いろいろ落ち着いてから(五輪を)狙ってもいい」と、五輪出場とともに医師の道も思い描く。

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