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側壁の光で無意識にドライバーに加速を促し、減速による渋滞を緩和する=神戸市内(阪神高速道路会社提供)
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側壁の光で無意識にドライバーに加速を促し、減速による渋滞を緩和する=神戸市内(阪神高速道路会社提供)
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 阪神高速道路会社(大阪市)は、高速道上の下りから上りに転じる「サグ」と呼ばれる区間の減速で発生する交通渋滞を緩和するため、側壁に設置した誘導灯を一定間隔で点滅させてドライバーに速度回復を促すシステムを開発した。神戸市内の実験で渋滞が7割減ったとのデータもあり、今後は慢性的な渋滞区間への運用を進める。

 同社によると、生物が無意識で光の刺激に反応する性質に着目。坂に差し掛かって無意識に減速するドライバーに、設置間隔や点滅のタイミングで一定の速度で前に進んでいくように見える光を提示する。ドライバーが光の流れを無意識で追うことで加速するよう促す仕組みという。

 同社は2016年7、9月の約2カ月間、神戸市の阪神高速神戸線の深江-魚崎間で実験を実施。点灯する期間、しない期間を隔週で切り替え、渋滞の長さと継続した時間を掛け合わせた「渋滞量」(事故などによる渋滞は除く)を比較したところ、点灯しなかった期間に比べ、点灯した期間の1日当たりの渋滞量は約7割も減ったという。

 同社は「サグ」区間以外でも効果があるかを確かめるため、2017年度末にも東大阪線などで同システム運用を目指すという。(小西隆久)

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