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コンテストで新商品の魅力をPRする大島明香音さん(前列左端)、山根友希穂さん(同中央)ら=神戸市東灘区向洋町西
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コンテストで新商品の魅力をPRする大島明香音さん(前列左端)、山根友希穂さん(同中央)ら=神戸市東灘区向洋町西
女子高生が考案したハイカラチョコメロワッサン
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女子高生が考案したハイカラチョコメロワッサン
コープこうべが販売する「神戸ハイカラメロンパン」(左)と「サンライズ」
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コープこうべが販売する「神戸ハイカラメロンパン」(左)と「サンライズ」

 神戸でメロンパンといえば? 神戸市内の高校生らが、ラグビーボール形のメロンパンを“ご当地フード”として広めようと奮闘している。独特の形は半世紀にわたり神戸流メロンパンとして定着してきたが、近年は10~20代の認知度が低いことがアンケートで分かった。中高生向けの新商品を企画するなど、若い世代へのPRに力を入れる。(末永陽子)

 全国的にメロンパンといえば、丸くて格子模様があるのが一般的。しかし、神戸周辺では「サンライズ」という別の名称で呼び、「メロンパン」は白あんの入ったラグビーボール形を指すことが多かった。

 独特の形は、生活協同組合コープこうべ(神戸市東灘区)の前身、神戸消費組合のパン職人が1952(昭和27)年に考案した。2001年からは「神戸ハイカラメロンパン」と名付けて販売。長年、コープの菓子パンでトップの生産出荷量を誇っている。

 しかし、近年は認知度が低下しつつある。コープや兵庫県パン協同組合との産学連携の一環として、神戸山手女子高校(同市中央区)の生徒らが今年1月に街頭アンケートを実施。その結果、高齢者ではよく知られているが、若い世代はほとんどがラグビーボール形をメロンパンと認識していなかったという。

 「このまま廃れさせたくない」と、3年生は4月、中高生が買いたくなる商品開発に乗り出した。コープこうべの商品コンテスト出場を目指し、全校を挙げてアイデアを募集。ラグビーボール形のクロワッサン生地にチョコレートを挟んだ「ハイカラチョコメロワッサン」を出品した。

 先月16日に開かれたコンテストでは、総数139点の中から最終審査の12点まで残り、「アイデア賞」を受賞。コープが商品化を検討している。

 出品の準備を通じ、開港を機に神戸でパン文化が根付いた歴史を知ったという大島明香音(あかね)さん(17)と山根友希穂(ゆきほ)さん(18)。「新商品は若者らしさにこだわった。他県にないユニークな文化として残していけたら」と意気込んだ。

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