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パーミル会のヘッドマークを付けて走る神戸電鉄の電車(神戸電鉄提供)
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パーミル会のヘッドマークを付けて走る神戸電鉄の電車(神戸電鉄提供)

 神戸電鉄(神戸市兵庫区)の電車が「全国登山鉄道‰(パーミル)会の日」のヘッドマークを付けて走行している。平野部を走っているのに、なぜ登山鉄道? 気になって調べてみた。(小西隆久)

 国土交通省近畿運輸局鉄道部によると、鉄道事業法では、JRや阪急、阪神などの通常鉄道をはじめ、跨座(こざ)式(モノレール)や案内軌条式(ポートライナーなど)など8種類を鉄道と定めている。「登山鉄道」という言葉をよく耳にするが、実は「法的定義はない」(同部)という。

 鉄道用語でパーミルとは、水平に1000メートル進む間に何メートル登るかを示す勾配の単位。パーミル会は2009年、箱根登山鉄道(神奈川県)や叡山電鉄(京都市)など山岳部を走る路線を持つ鉄道6社で結成された。同会では会員資格に必要な勾配は定めておらず、神戸電鉄もメンバーのうちの1社。この時期、列車に統一のヘッドマークを付けて走るという。

 一方で「登山鉄道というと鋼索鉄道、いわゆるケーブルカーを指すことが多い」(同部)とも。ちなみに六甲ケーブル(神戸市灘区)の最急勾配は498‰で、登山鉄道としての資格は十分に思えるが、パーミル会に入っていないという。

 神戸電鉄は50‰。ケーブルカーほどではないにせよ、登山愛好者らがこよなく愛する六甲連山を越える神戸電鉄有馬線は登山鉄道と呼んでも遜色なさそうだ。残念ながらヘッドマークはきょう31日で取り外されるが、山が色づくこれからの季節、同社は「登山電車の車窓から快適に山の紅葉を楽しんでみては」と利用を呼び掛ける。

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