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藤本義一文学賞で最優秀賞に輝き、受賞の喜びを語る相田徹さん=大阪市北区、リーガロイヤルホテル大阪
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藤本義一文学賞で最優秀賞に輝き、受賞の喜びを語る相田徹さん=大阪市北区、リーガロイヤルホテル大阪

 兵庫県西宮市ゆかりの直木賞作家藤本義一さん(1933~2012年)の遺志を継ぎ創設された「藤本義一文学賞」の第3回授賞式が、命日の10月30日、大阪市内のホテルであった。最優秀賞には、相田徹(あいだとおる)さん(64)=京都市=の小説「オマケのクサやん」が輝いた。

 埋もれた書き手発掘を目的にした賞で、芦屋市内のギャラリー「藤本義一の書斎」などが主催。今回は「虫」をテーマに公募し、国内外から短編616作が寄せられた。

 相田さんの受賞作は、関西で、子ども向け菓子につくオマケの企画開発に情熱を燃やす男が主人公。一読して「グリコのオマケ」がモデルと分かる作品で、審査員長の作家難波利三さんは「読みだすと止められず、ぐいぐい引き込まれていく」などと講評した。式典で、相田さんは「ちょっと偏屈なプロ意識を貫いた人間を描いた。今後も研鑽(けんさん)を積みたい」とあいさつした。

 特別賞などを計9人が受けた。兵庫県内からは、「藤本義一の書斎賞」に三町(みまち)公平さん(80)=川西市=が選ばれた。

 また、故人をしのぶ「蟻君(ありんこ)忌」も催され、生前親交のあった歌手内田裕也さん(77)=西宮市生まれ=や落語家桂福団治さん(77)らが出席した。

 受賞作を収録した書籍は来年1月、たる出版から刊行される。同社TEL06・6244・1336

(堀井正純)

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