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学生に担がれて姫路城・大天守の階段を上がる参加者の一人=11日午後、姫路市本町
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学生に担がれて姫路城・大天守の階段を上がる参加者の一人=11日午後、姫路市本町

 自力で歩けない身体障害者の男性3人が11日、大学生の介助を得て、世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市本町)の大天守に登った。関西福祉大(赤穂市新田)の学生らが、椅子型の担架で急な階段の上り下りを支えて実現した。城管理事務所によると、重度の歩行困難者の登閣は初めてだといい、3人は最上階からの眺めに頬を緩ませた。

 姫路城の大天守は地上6階まで階段しかないため、車いすは使えない。敷地内も段差が多いことから車いすのルートは限られ、大天守に登った身体障害者はほとんどいなかった。

 今回の支援は、同大社会福祉学部の谷口泰司教授(55)のゼミ生がそうした現状を知り、歩行困難者の登閣の可能性を検証しようと企画。今春から介助訓練などの準備を進めてきた。

 この日は、学生5~6人で障害者を1人ずつ担ぎ、息を合わせて約110段の階段を上がった。同事務所職員らも付き添い、ほかの入城者の整理を担当。最上階から姫路の街並みを初めて見渡した男性(76)は「学生のおかげで安心して登れた。気分が良くて最高」と喜んだ。

 今後について、同事務所は「介助者の人数が十分に確保されるなど条件が整えば、重度障害の人も受け入れたい」と話した。(金 旻革)

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