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芝生の上で神戸ルミナリエの設営が進む東遊園地=神戸市中央区加納町6
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芝生の上で神戸ルミナリエの設営が進む東遊園地=神戸市中央区加納町6

 神戸市役所南にある東遊園地のグラウンドに植えられている芝生について、同遊園地も会場となる「神戸ルミナリエ」期間中(8~17日)、神戸市は特別な保護対策を実施しないことを決めた。昨年は100万円を投じ、一部にボードをかぶせて入場者の足から守ろうとしたが、効果は見られなかった。芝生はほぼ消失したが、養生期間を設けたところ見事に再生したため、今年は芝の“生命力”に期待することにした。(若林幹夫)

 同遊園地では2015年度にグラウンドを芝生化する社会実験が開始。16年度からグラウンドの大部分約2500平方メートルに芝生が植えられている。ただ、計約325万人が訪れた昨年のルミナリエ後には、芝生がほとんどはげてしまった。

 その後、芝の根は定着していたことが判明。一時立ち入り禁止として踏み固められた土を除き、穴を開けて根に空気を送り込むなどの作業を施したところ、4月ごろには青々とした元の姿を取り戻した。

 芝生化のネックは補修、維持費。16年度の事業費は約2千万円で、今年3月の有識者会議では「(多額の費用がかかることには)市民感情的に抵抗感がある」などの意見が上がった。11月に設けた特設ホームページ上のアンケートでも「費用がかかるなら芝生でなくてもいい」との意見が約1割を占めた。

 こうした指摘もあり、市はルミナリエ対策の見直しを含め、事業費の抑制を検討。一方で、いったん消失した芝生が再生したこともあり、17年度に見込んでいた維持費850万円を、340万円程度に圧縮できそうという。今回、特別な対策なくルミナリエを乗り越えられれば、芝生化の継続に弾みがつくとみられる。

 今年も昨年に続き、7~11月に野外カフェ、音楽ライブなど芝生での楽しみ方を提案する企画「アーバンピクニック」が開かれ、多くの親子連れが利用した。市の担当者は「芝生化がにぎわい創出に効果があることは分かった。コストとの兼ね合いも検討し、今後の継続が妥当かどうかを判断したい」としている。

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