毎年1月に荒れた成人式が各地で問題となる中、加西市は例年の式典を取りやめ、立食形式で歓談する「新成人のつどい」に変えることを決めた。来年1月7日に開催。参加者同士が語り合い、酒類は提供せず持ち込みも禁止で、手荷物検査により徹底する。
今年1月にあった同市の式典では、飲酒した新成人が進行を妨げるなどした。そこで、市は開催の必要性も含め、インターネット上などで新成人や市民にアンケートを実施した。
回答した164人のうち成人式を「必要」と答えたのは約6割。一方、「友達との再会や同窓会の場があればよい」と思う人が約7割に上り、「久しぶりに皆に会えるのが楽しみ」といった声もあった。
市はこれを受け、開催の在り方について新成人による実行委員会のもとで検討。西村和平市長のあいさつと「新成人の誓い」は行うものの式典にはせず、新成人が語り合う機会を設けることにした。クイズなどで地元について知ってもらうアトラクションも用意する。
市ふるさと創造課の担当者は「アンケートでは再会し語り合う機会を望む声が読み取れた。思い出に残るものにしてほしい」と話した。(森 信弘)








