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ランナー向け専用タグを手にする男性(左)とコースに設置された無線検知器(右下)=神戸市内
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ランナー向け専用タグを手にする男性(左)とコースに設置された無線検知器(右下)=神戸市内
アシックスが貸し出すランナー向けの専用タグ(右)と専用アプリを入れたスマホの画面
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アシックスが貸し出すランナー向けの専用タグ(右)と専用アプリを入れたスマホの画面

 ランナーが小型の無線通信装置「BLEタグ」を持ち検知器を設置したコースを走ると、タイムや速さを記録できる実証実験が、神戸市中央区のHAT神戸にあるランニングコースで始まった。神戸市とNTTドコモ、アシックスが共同で企画。専用アプリを導入したスマートフォンに情報が送られ、離れた場所からランナーの位置を確認したり、複数人の記録を手軽に比べたりできる。(若林幹夫)

 神戸市はNTTドコモと連携し、BLEタグを使って子どもの見守りサービスを行っている。同様の情報通信技術(ICT)を活用し、今回は「KOBEスマートランニングサービス」と銘打って市民の健康、スポーツ増進を図る。

 実証は市とアシックスが設けた約5キロのランニングコースで行う。起伏がほとんどないため、ペースを維持しやすいという。タグ(縦横約3センチ、厚さ約1センチ、重さ9グラム)は市内のアシックス店2カ所で貸し出される。持って走ると、コース上の検知器6カ所で走行タイムが測定され、専用アプリを導入したスマートフォンに位置やラップタイムなどの記録が送られる。

 衛星利用測位システム(GPS)を活用しランニング情報を記録するアプリや専用の小型端末はあるが、今回のサービスはスマートフォンなどを携帯せずに走り、コストをかけずに導入できるなどの利点がある。位置確認の機能は高齢ランナーの見守りなどに使える。専用アプリは4人分まで同時に記録できるため、イベントや部活動での活用も想定。市は海沿いのにぎわいづくりにつながると期待している。

 BLEの電波をセンサーで検知する位置把握の精度はGPSよりも高い。細かい動きにも対応できるため、正確な運動量の測定にもつなげることができるという。市は「室内競技に応用できる可能性もある。多くの人に利用してもらい、今後のサービス展開を考えたい」としている。

 実験期間は2019年11月末までの約2年間。利用者の意見を聞きながら、機能を充実させていく。タグの貸出場所は神戸市中央区加納町6の「アシックスストア神戸」と同区港島中町7の「アシックススポーツミュージアム」。100個用意し、貸与期間は最大で3週間。保証金千円が必要だが、返却時に返金される。

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