総合 総合 sougou

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 阪神・淡路大震災の災害復興住宅に1人で暮らす入居者のうち、2017年に独居死したのは64人だったことが10日、分かった。仮設住宅が解消された2000年以降、同住宅の独居死の累計は千人を突破し、計1027人となった。

 兵庫県内には273棟の復興住宅があり、兵庫県警の検視結果などを参考に神戸新聞社がまとめた。仮設から復興住宅への転居が進んだ1998、99年は復興住宅での独居死者数のデータがないため、総数はもっと多い可能性が高い。

 17年の1年間に確認された64人(男性43人、女性21人)は34~95歳で、平均年齢は75・3歳。近年は復興住宅に一般の居住者も住んでおり、独居死者の全てが被災者とは限らない。集計は00年から始め、震災20年の15年は最小の33人だったが、16年は66人と倍増、17年もほぼ同数となった。

 死因は病死が最多の46人で、自殺が6人、浴槽で溺れるなどした事故死が5人と続いた。約8割が死亡から10日以内に発見されているが、1カ月以上かかった人も6人いた。復興住宅の管理センターから安否確認の要請を受け、昨年7月に発見された神戸市内の女性=当時(77)=は、玄関であおむけに倒れており、死後4カ月半が過ぎていた。

 発見の経緯では、異臭や新聞がたまっているという通報のほか、見守り用の警報装置が作動するといったケースが多く、発見者は市職員や民生委員が31%、家族が22%、警察が19%だった。(安藤文暁)

総合の最新
もっと見る

天気(12月12日)

  • 13℃
  • 8℃
  • 50%

  • 10℃
  • 5℃
  • 60%

  • 13℃
  • 7℃
  • 90%

  • 12℃
  • 8℃
  • 70%

お知らせ