総合総合sougou

  • 印刷
打ち初め式の連碁で、ファンとの交流を深める井山裕太七冠=大阪市内
拡大
打ち初め式の連碁で、ファンとの交流を深める井山裕太七冠=大阪市内
国民栄誉賞の受賞会見を終え、師匠の石井邦生九段(右)と握手する井山裕太七冠(左)=大阪市内
拡大
国民栄誉賞の受賞会見を終え、師匠の石井邦生九段(右)と握手する井山裕太七冠(左)=大阪市内

 将棋の羽生善治二冠と、囲碁の井山裕太七冠に国民栄誉賞が授与されることが決まった5日、大阪市内では関西棋界の事始めとなる囲碁の打ち初め式と将棋の指し初め式があった。永世七冠と、2度にわたる七冠独占という、共に前人未到の偉業を成し遂げた2人。ファンの前で吉報を受けた井山七冠は「これからに期待していただいているということだと思う。精いっぱい頑張りたい」と力強く語った。(溝田幸弘)

 大阪・梅田の日本棋院梅田囲碁サロンであった打ち初め式。井山七冠は冒頭、2度目の七冠独占を達成し、中国の強豪・柯潔九段を破った2017年を振り返って「棋士人生の中で最もいい年にできたのではないか」とあいさつした。

 その後、約70人のファンが一手ずつ交代で井山七冠と打つ連碁の途中に、国民栄誉賞授与が決定。会場から大きな拍手が起こった。

 式の後には近くのホテルで会見が開かれ、井山七冠と師匠の石井邦生九段=宝塚市=が出席。井山七冠は「身に余る光栄というか、いまだに私がもらっていいのかという思いもあるが、長い歴史を持つ囲碁界にとって大変喜ばしいこと」と改めて語り、現状について「棋士人生の中でも最もいい状態という感覚はある」としつつ「私はまだ20代。これで満足することなく、少しでも前進していきたい」と力を込めた。

 同時受賞が決まった羽生二冠については「新しいものを取り入れようという姿勢や、成長しようという向上心をずっと持ち続けられ、流行や新手にも柔軟に対応される。その姿勢があるから、ここまで続けられるのだと思う。自分もそのようにありたい」と話した。

 石井九段は「七冠独占は奇跡だけれど、返り咲くのは奇跡中の奇跡。それを成し遂げた」とまな弟子をたたえ、「プロになって16年、これからの道のりの方がずっと長い。プレッシャーもあると思うが、それを乗り越え、自分の道をしっかり歩いてもらいたい」と励ました。

 2月にはLG杯朝鮮日報棋王戦の決勝3番勝負が日本棋院の東京本院で打たれる。井山七冠は「私自身、まだ世界の主要な大会で優勝経験はない。今までやってきたことを出し切りたい」と意気込んだ。

総合の最新
もっと見る

天気(6月25日)

  • 30℃
  • 21℃
  • 0%

  • 34℃
  • 18℃
  • 0%

  • 32℃
  • 20℃
  • 0%

  • 34℃
  • 20℃
  • 0%

お知らせ