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色彩豊かな美人画が並ぶ一画=神戸ファッション美術館(撮影・中西大二)
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色彩豊かな美人画が並ぶ一画=神戸ファッション美術館(撮影・中西大二)

 社会が激変した幕末から明治に活躍した浮世絵師・月岡芳年(1839~92年)の回顧展「芳年 躍動の瞬間と永遠の美」(神戸新聞社など主催)が13日、神戸ファッション美術館(神戸市東灘区)で開幕する。京都市在住の日本画家西井正氣さん(84)の収集品から約200点が出展され「最後の浮世絵師」と呼ばれた男の画業を振り返る。12日には関係者を招いた内覧会があった。

 芳年は12歳で浮世絵界の奇才・歌川国芳に弟子入り。師匠譲りの勇壮な武者絵で頭角を現し、美人画、戯画、妖怪画、歴史画など幅広いジャンルを手掛けた。現代の漫画や劇画にも似た斬新な画面構成や力強い人物のポーズなどが特徴で、近年再評価が進んでいる。

 血みどろの残虐場面を捉えた「無惨絵」で有名だが、維新後は、浮世絵とともにニュースを伝える「新聞錦絵」でも活躍。時事的テーマにも取り組んだ。

 本展には、神戸・布引の滝を舞台にした大胆な構図の武者絵などに交じり、NHK大河ドラマ「西郷どん」の主人公・西郷隆盛や西南戦争を扱った数点も並ぶ。西井さんは「芳年は表現が多彩。映画でいえば、黒沢明のダイナミックさと、小津安二郎の静けさの両方を備えていた」と魅力を語った。

 3月11日まで。月曜休館(2月12日は開館し、翌13日が休館)。一般500円ほか。同館TEL078・858・0050

(堀井正純)

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