総合 総合 sougou

  • 印刷
防災士の資格取得を目指す授業の説明を聴く生徒たち=神戸市中央区脇浜町1
拡大
防災士の資格取得を目指す授業の説明を聴く生徒たち=神戸市中央区脇浜町1

 今春から防災士の取得を目指す授業を始める神戸市立科学技術高校が12日、受講予定の生徒らに向けた説明会を行った。防災士養成の授業が高校で行われるのは全国で初めてという。生徒は約8カ月かけ、地域の防災力の担い手を目指す。

 防災士は、防災に関する知識や技能を習得した人に与えられる民間資格。阪神・淡路大震災などの教訓をもとにつくられ、全国で約14万人が資格を持つ。取得した人たちには、地域や職場などの防災活動の中核としての役割が期待されている。防災教育に力を入れる同校が阪神・淡路大震災を経験していない世代の生徒たちに教訓を引き継ごうと、4月から選択科目として授業を開始する。

 説明会には2年生約80人が参加。都市工学科・桝見謙教諭(47)が、防災士の概要や授業日程を説明した。自身もこの資格を持つ桝見教諭は、震災で多くの被災者が近隣住民の救助活動に参加したことなどを紹介し、共助の精神の重要さを訴えた。

 生徒は12月の資格試験に備え、年間約70回の授業を受ける。災害時の避難経路や人命救助についての知識のほか、南海トラフ巨大地震の被害想定なども学ぶ。桝見教諭は「専門性を持った生徒が協力して学ぶことで、多面的に防災を理解できるはず」と話す。

 受講予定の女子生徒(17)は「将来の夢は、警察官。災害時にどうすれば人の役に立てるのかを勉強したい」と話した。(小森有喜)

総合の最新
もっと見る

天気(12月10日)

  • 10℃
  • ---℃
  • 10%

  • 8℃
  • ---℃
  • 40%

  • 10℃
  • ---℃
  • 0%

  • 10℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ