総合総合sougou

  • 印刷
蒸したての茶葉を手もみし、寒茶作りをする住民ら=篠山市後川上、旧後川小学校(撮影・大山伸一郎)
拡大
蒸したての茶葉を手もみし、寒茶作りをする住民ら=篠山市後川上、旧後川小学校(撮影・大山伸一郎)

 寒茶(かんちゃ)という、真冬に刈り取って手もみして飲むお茶が、兵庫県篠山市にある。お茶といえば初夏のイメージだが、1月の冷え込みが厳しい時期に茶葉を刈り取る。キンと冷えた山あいにある同市後川(しつかわ)地区では年に一度だけ販売され、市外からも「甘くておいしい」と評判を呼んでいる。

 後川地区では、40年ほど前まで自家用に飲まれていたが、近年は手間が掛かることや、茶の生産が減ったことなどから、ほとんど見られなくなっていた。しかし、旧後川小学校で2009年にあった体験授業をきっかけに復活し、年に一度、地域を挙げて寒茶作りをするのが定番になった。

 この寒茶、かつては山間部でよく飲まれたようで、徳島県海陽町などでは特産として販売している。地域ごとに特徴があり、後川の寒茶は、一般的な品種に加え、地域ならではの在来種が味の決め手。晩秋から冬の早朝には「丹波霧」と呼ばれる濃い霧が茶畑を包み、激しい寒暖差によっても甘みが増す。

 寒茶は3月18日、篠山市後川上の旧後川小学校で催される「後川春来いまつり」で販売される。茶葉200グラム500円(売り切れ次第終了)。

(上田勇紀)

総合の最新
もっと見る

天気(8月15日)

  • 32℃
  • 28℃
  • 40%

  • 35℃
  • 26℃
  • 30%

  • 34℃
  • 28℃
  • 40%

  • 35℃
  • 27℃
  • 30%

お知らせ