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 阪神高速道路会社(大阪市)や愛媛大などでつくる「阪神都市圏交通事故リスクマネジメント研究会」が、事故の起きやすい場所を知らせ、事故に遭いにくい経路を案内するカーナビを開発した。無料配信して効果を調べており、本格運用されれば、自動車メーカーの事故防止機能とともに、交通事故削減が期待される。(小西隆久)

 同研究会は昨年6月に設立。事故が起きやすい場所を回避することで交通事故を減らそうと、2種類のカーナビアプリを開発し、12月から試験的に無料配信を始めた。

 アプリ「転ばぬ先のナビ」(略称・ころナビ)は、同社が蓄積する道路情報のデータを基に地図情報サービスのゼンリンデータコム(東京)と共同開発。阪神高速の急カーブや合流地点など事故が起きやすい地点約60カ所を、カーナビ画面の地図上に表示し音声でも注意を呼び掛ける。

 アプリを利用するドライバーの経路を衛星利用測位システム(GPS)で記録。注意が必要な場所の表示を受けてドライバーがどのような経路を選んだのかといったデータを集め、今後の改良に役立てる。

 このほか、携帯電話用カーナビを提供するナビタイムジャパン(東京)のアプリ「ドライブサポーター」との連携では、推奨ルートを表示する際、従来の「時間」「料金」といった指標に加え、事故リスクの少なさを考慮したルートを案内するようにした。

 公益財団法人「交通事故総合分析センター」(東京)が提供する1キロ四方ごとの事故発生率を基に推定。時間帯や渋滞の有無により異なるルートを選ぶ。使用者アンケートで推奨ルートの選択状況などを調べる。

 同研究会委員長の吉井稔雄・愛媛大教授(交通工学)は「時間節約のため幹線道路から外れた抜け道を使うドライバーは少なくないが、それにより事故リスクが5~10倍も増える。これらのアプリを活用することで事故を少なくするきっかけになれば」と話す。

 2種類のアプリはグーグルやアップルのアプリストアで3月末まで無料配信される。

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