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任期満了を前に辞職する意向を固めた今村岳司・西宮市長=西宮市役所
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任期満了を前に辞職する意向を固めた今村岳司・西宮市長=西宮市役所

 新聞記者に「殺すぞ」などと発言し問題になっていた兵庫県西宮市の今村岳司市長(45)が19日、市議会の田中正剛議長に対し、退任願を提出した。議長によると、代理の市職員を通じて出され、「一身上の理由で20日をもって退任する」との内容だった。今村氏はこれまで、市議会が20日開会の定例会で市長退職金を減額する条例案を提出する方針を決めたことに対し、不快感を示していたという。今村氏は明確な辞職理由を説明することなく、19日昼ごろに退庁した。

 市議を4期務めた今村氏は、2014年4月の市長選で当時の現職らを破って初当選。現在1期目で5月15日が任期満了日だった。

 1月4日の仕事始め式で市幹部職員らを前に、次期市長選に立候補しない意向を表明。その後取材で近づいた読売新聞の男性記者に「殺すぞ」「(上司に)落としまえつけさすからな」などと発言したことが批判を浴び、謝罪した。

 市議会は同12日、「不適切な言動が市の名誉と品位を傷つけた」として早期辞職の意思を問う議長声明を出したが、今村氏は辞職を否定。これを受けて市議会は、市長の退職金減額条例案や言動を批判する決議案の提出のほか、市長の施政方針演説を行わないことなどを決めていた。

 20日の市議会議会運営委員会で、退任願についての報告や減額条例案などの取り扱いを協議。その後の本会議で退任願に同意するか採決をとる。今村氏本人が出席するかどうかも注目されている。

 退任願を提出後、今村氏が理由を説明しないまま退庁したため、松永博副市長と掛田紀夫副市長が市役所で急きょ会見。今村氏から明確な説明はなく、退職金を減額する条例案に不満を持っていたことを明かした。

 本会議で辞職が同意されれば、4月22日に予定されていた市長選の投開票日が早まる方向。「3月25日告示-4月1日投開票」や「4月1日告示-8日投開票」などの案が想定されるという。(初鹿野俊)

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