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漫画「あさひなぐ」に描かれている市立伊丹スポーツセンター体育館(c)こざき亜衣/小学館「ビッグコミックスピリッツ」連載中
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漫画「あさひなぐ」に描かれている市立伊丹スポーツセンター体育館(c)こざき亜衣/小学館「ビッグコミックスピリッツ」連載中
実際の市立伊丹スポーツセンター体育館。「全国高校なぎなた選抜大会」が毎年開かれている=伊丹市鴻池1
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実際の市立伊丹スポーツセンター体育館。「全国高校なぎなた選抜大会」が毎年開かれている=伊丹市鴻池1
昨年11月にあった漫画「あさひなぐ」の再現イベント。スクリーンに場面を映しながら実演した=伊丹市西台3、修武館(同市提供)
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昨年11月にあった漫画「あさひなぐ」の再現イベント。スクリーンに場面を映しながら実演した=伊丹市西台3、修武館(同市提供)

 兵庫県伊丹市が漫画を使った町おこしに取り組んでいる。伊丹と縁の深い武道「なぎなた」を題材にした人気漫画にあやかったイベントを開いたり、「伊丹」がテーマの漫画作品を公募したり。漫画のファン層の厚さや親しみやすさ、発信力を生かして市の知名度やイメージを上げ、活性化を狙う。(伊丹昭史)

 伊丹市は、全日本なぎなた連盟本部がある「なぎなたのまち」。江戸時代から続く道場「修武館(しゅうぶかん)」(同市西台3)は“聖地”の一つだが、昨年11月に同市などが開いた催しは、普段の稽古や試合とは違った熱気に包まれた。なぎなたがモチーフの人気漫画「あさひなぐ」の場面をスクリーンに映しながら、地元高校の選手らが同じ技を再現。定員100人に、市内外から232人の応募があり、市は急きょ枠を増やして対応した。

 「あさひなぐ」は、なぎなたに打ち込む女子高校生の物語。2011年から漫画誌で連載され、単行本25巻の発行部数は計約250万部に上る。作中には修武館や、高校の全国大会が毎年ある市立伊丹スポーツセンター体育館(同市鴻池1)も登場する。

 市の取り組みのきっかけは昨年2月。「あさひなぐ」の実写映画化が発表されたのを受けて製作会社に連携を打診、実現した。主要人物を演じた人気アイドル「乃木坂(のぎざか)46」のメンバーが並ぶ映画ポスターに、「なぎなたのまち 伊丹」と書き加えた独自バージョンを市内に掲示。同9月には先行上映会も企画し、50組の定員に2千組超の応募が殺到した。経費は計260万円程度。便乗効果で従来のPRより予算を抑えられ、反響も大きかったという。

 市都市ブランド・観光戦略課の中本賢一課長は「全国から見た伊丹市のイメージは『空港のまち』くらい。でも漫画だと、シーンなどから具体的に想像してもらえるし、幅広く宣伝できる」と利点を語る。

 3月中旬まで、「伊丹」をテーマにした漫画作品も募集している。人気の料理漫画「味いちもんめ」の作者倉田よしみさんに審査員のほか、市内の飲食店などを題材にした漫画執筆も依頼した。いずれの作品もPRに使う方針で、企画した綾野昌幸・市立図書館長は「漫画は手に取りやすく、じっくり読んでもらえるはず」と効果を期待する。

 市は今後も漫画の活用を検討し「若い女性らに『清酒発祥の地・伊丹』もアピールしたい」と意気込む。

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