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宇宙船のような外観が港の中でひときわ目を引く=2月20日、姫路市的形町的形
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宇宙船のような外観が港の中でひときわ目を引く=2月20日、姫路市的形町的形
報道陣に公開された球体型ホテルの内部=6日午前、長崎県佐世保市(提供写真)
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報道陣に公開された球体型ホテルの内部=6日午前、長崎県佐世保市(提供写真)

 2月末、兵庫県姫路市的形町の港から漁船に引かれて二つの巨大な球体が海へ出た。空から落ちた宇宙船か、深海を探検する潜水艇か。正体は、今夏から長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)に登場する移動可能な水上ホテル。アトラクションを新設した無人島へ、宿泊しながらの移動もできるという。「世界初」のうたい文句とともに「メード・イン・兵庫」の球体ホテルが話題となりそうだ。

 球体は「ノアの球船」と呼ばれる。直径6・4メートル、重さ10トン。上下2層になっており、上が客室、下は機械室になっている。風呂やトイレを備え、最大9人が乗船でき、3人程度が宿泊できる。動力はなく、船などでけん引して動く。

 球船は科学技術系のビジネス翻訳を手がける田原潮二さん(69)=芦屋市=が考案。阪神・淡路大震災をきっかけに、水に浮かべて災害用シェルターとして使う発想だった。

 だが球形の船は前例がなく、建造まで至らないまま構想はお蔵入り。2015年、HTBの澤田秀雄社長が話を聞きつけ、客室としての実用化を提案した。

 製造は昨年1月から姫路市の「オクムラボート」(奥村雅晴社長)が進めた。完全な球形を造るのは困難を伴い、球を4分割した型を使って仕上げた。4トンの重りを最下部に積むことで、波で揺れた際の復原力を持たせた。

 奥村社長は「壁に何度もぶつかったが、ワクワクする仕事だった。世界でも例のない宿で滞在を楽しんでほしい」と話した。(小林良多)

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