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独創的なデザインで親しまれてきた御影公会堂(兵庫県教育委員会提供)
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独創的なデザインで親しまれてきた御影公会堂(兵庫県教育委員会提供)
御影公会堂(兵庫県教育委員会提供)
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御影公会堂(兵庫県教育委員会提供)
御影公会堂のエントランス広間(神戸市教委提供)
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御影公会堂のエントランス広間(神戸市教委提供)
御影公会堂の食堂。イタリア産大理石の柱や木製の間仕切り、タイルや窓枠など建設当時のままの姿が残る=神戸市東灘区御影石町4
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御影公会堂の食堂。イタリア産大理石の柱や木製の間仕切り、タイルや窓枠など建設当時のままの姿が残る=神戸市東灘区御影石町4

 国の文化審議会(馬渕明子会長)は9日、阪神間モダニズムの代表的建築の御影公会堂(神戸市東灘区)をはじめ建造物196件を登録有形文化財にするよう文部科学相に答申した。兵庫県分は5カ所14件で、登録数は194カ所675件となる見込み。

 県教育委員会によると、県内ではほかに武藤家住宅(神戸市東灘区)、土井家住宅(姫路市)、旅亭文市楼(三木市)、旧難波酒造(神河町)が選ばれた。

 御影公会堂は、神戸市の初代営繕課長を務めた清水栄二氏の設計で、白鶴酒造(神戸市東灘区)の7代目嘉納治兵衛氏の寄付により1933(昭和8)年に建設された。地下1階、地上3階建ての鉄筋コンクリート造り。客船のデッキをモチーフにしたとみられる独創的なデザインが特徴だ。

 45年の神戸空襲で建物内部が焼け落ちるなどの被害を受けた。野坂昭如氏の小説を基に制作されたアニメ映画「火垂るの墓」でも、御影公会堂とみられる建物が描かれた。阪神・淡路大震災では避難所となり、約350人が身を寄せるなど、戦災と震災を乗り越えた街のシンボルとして親しまれる。

 耐震補強のため16年4月から約1年かけて大規模改修を実施。レンガの焼きむらがあった昭和初期の姿に近づけたという。(井上 駿)

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