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 兵庫県内の2017年の自殺者数は976人で、7年ぶりに増加に転じたことが、警察庁のまとめでわかった。16年比34人の増で、20歳未満と40~50代で増加したことが影響した。県は昨年12月、27年までに年間自殺者数を600人以下にする目標を掲げたが、いきなり厳しい現実に直面した形だ。(前川茂之)

 県いのち対策室によると、県内の年間自殺者数はバブル経済崩壊後の1998年に過去最悪の1452人に。その後、14年間は1300人前後で推移したが、11年から減少に転じ、16年には19年ぶりに1000人を下回っていた。

 前年より増えたのは10年以来で、年齢別の内訳を見ると、20歳未満が前年比62%増の21人。50代は174人(前年比20%増)、40代171人(同14%増)と、70歳以上の高齢者は減少したものの、若年層と中高年の増加が響いた。

 自殺の動機では健康問題が最も多く、次いで家庭問題、経済生活問題-の順だった。

 県は昨年12月、今後10年間の自殺対策の方針を示した計画を策定。若年層についてはこの20年間、自殺者数がほぼ横ばいで、10~30代の死因は自殺がトップとなっている実情も踏まえ、計画には子ども・若者への対策強化が盛り込まれている。

 県は18年度から、24時間電話相談の回線を増やして相談体制を強化。自殺予防に携わる関係者が情報を共有する「相談支援ネットワーク」構築を各地域に促すなどしており、いのち対策室は「自殺の原因となるリスク要因は多種多様だが、きめ細やかな対応を進め、目標の達成と自殺ゼロを目指したい」としている。

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