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 野生鳥獣肉(ジビエ)の利用拡大に向け、農林水産省は9日、シカやイノシシの捕獲から加工、流通までを担うモデル地区として、播磨、但馬、淡路を中心とする「兵庫県内広域」など17地区を指定したと発表した。解体・加工や保冷などの施設整備を支援し、ジビエの安定供給と流通網の構築につなげる。

 シカ、イノシシは全国で計110万頭(2015年度速報値)が捕獲されているが、衛生管理の難しさなどから食肉としての利用は1割に満たない。国は農村活性化策として19年度までにジビエ利用量の倍増を目指している。

 兵庫県は、シカ、イノシシの捕獲頭数が県内全域の約8割を占める播磨・但馬・淡路の三大産地を中心に、一定の処理量を確保して流通させる計画。県と20市町、県猟友会、13の企業・団体が事業共同体を組み、解体施設の改修や、鮮度を保つための可動式冷蔵庫の設置を各地で進める。加工したジビエは外食産業や道の駅、学校給食などで普及を図る。

 県によると、三大産地の16年度のシカ、イノシシの捕獲頭数は計約5万頭だが、ジビエとして処理されたのはわずか640頭。19年度には処理頭数を約7千頭に増やす計画だ。

 事業規模は約2億2千万円で、うち約1億2千万円は国の交付金を活用する。県鳥獣対策課は「ジビエの印象を変え、捕獲への意欲を高めることで、農作物の鳥獣被害も減らせる」としている。(大盛周平)

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