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人気アニメの世界観を生かした劇場へと衣替えされる野外ステージ(兵庫県提供)=県立淡路島公園
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人気アニメの世界観を生かした劇場へと衣替えされる野外ステージ(兵庫県提供)=県立淡路島公園

 兵庫県が県立淡路島公園(淡路市)で計画した「アニメコンテンツシアター(仮称)」を巡り、県が整備費に当て込んだ国の交付金が「制度の趣旨に合致しない」と不採択になったことが20日分かった。県は実質負担ゼロで整備する算段だったが、3億円超の“持ち出し”が生じる見込みで、県議会から「見通しが甘い」との声が上がっている。

 同公園では昨年7月、人材派遣大手パソナグループ(東京)が、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」や手塚治虫氏原作の「火の鳥」を題材にしたテーマパーク「ニジゲンノモリ」を開園。海外でも人気のアニメを生かした観光拠点としてさらに充実させようと、県は2017年度補正予算で、アニメの世界を追体験できる劇場整備費を計上した。

 総事業費9億円のうち4億5千万円は国の地方創生拠点整備交付金を充て、残り半分は、国の交付税で元利の返済金が全額賄われる借金を活用。実質、県負担ゼロで造る計画だった。

 だが、国の交付金は中小企業の研究拠点など「生産性革命につながる事業」が対象で、アニメ劇場は「生産性との関係が不明確」とノーを突き付けられる結果に。国が全額補塡する有利な借金も使えなくなった。

 それでも県は「地域活性化などに必要」と計画続行を決定。交付金を見込んだ分はパソナグループに負担させる方針だが、県も3億2800万円の実質負担が生じる見込みといい、20日の県議会に関連補正予算案を提出した。(前川茂之)

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