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 JR西日本は22日、緊急時にコンピューターが自動的に列車を減速させる「無線式ATC(自動列車制御装置)」を数年以内に在来線へ導入する方針を固めた。来島達夫社長が同日、大阪市内で会見し明らかにした。既に走行実験などを終え実施区間を検討中。自動列車停止装置(ATS)よりも安全性が高いといい「将来の自動運転の可能性も検討したい」とする。

 無線式ATCは、無線通信で列車の位置情報を把握し、後続の列車に停止位置目標や速度のパターンを伝える。リアルタイムで情報更新でき、踏切内での車の立ち往生や大雨などの異変があれば「従来よりも早くブレーキをかけられる」(同社)。普及すれば、信号機やケーブルなどの地上設備の削減、メンテナンスの省力化につながる。同様のシステムはJR東日本が一部路線で導入している。

 来島社長はこの日、技術面から20年後の姿を考える「技術ビジョン」を発表。「人と技術の最適な融合を目指し、安全と安定輸送を追求したい」と述べた。ほかにも航空レーザースキャナーなどによる3次元地形図を災害防止に役立てたり、センサーにより車両などを常時チェックしたりするシステムを紹介した。

 JR大阪駅北側の「うめきた」で2023年開業予定の新駅には、ロボットや人工知能(AI)を積極的に活用し、個人のニーズに応じた情報発信を目指すという。

(竹本拓也)

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