総合 総合 sougou

  • 印刷
中核市に移行する明石市の本庁舎=明石市中崎1
拡大
中核市に移行する明石市の本庁舎=明石市中崎1

 兵庫県明石市は1日、兵庫県内4例目となる中核市に移行した。県から約2千の業務が移管され、食中毒や感染症に対応する「保健所」や、犬や猫の譲渡やペットに関する相談を受け付ける「動物センター」を新設。福島市や松江市など5市も同時に移行し、中核市は全国で54市となる。

 中核市制度は、地方分権を進める国が1995年に創設した。条件は人口が原則20万人以上。養護老人ホームの設置認可や身体障害者手帳の交付など、都道府県事務の一部が移管される。今回はほかに埼玉県川口市や大阪府八尾市、鳥取市も中核市となる。

 兵庫県内では、姫路市(1996年)と西宮市(2008年)、尼崎市(09年)が移行済み。宝塚市と加古川市が要件を満たしているが、財政負担の懸念に加え、獣医師や薬剤師ら専門職の人材確保の難しさを理由に、移行には慎重な姿勢を示している。

 明石市は「市民サービスの向上」や「国や県を待つことのない政策の推進」などを掲げる。児童虐待ゼロを目指し、来年4月には児童相談所も設ける。

 1日には明石市内で記念式典があり、泉房穂市長と井戸敏三知事が事務引き継ぎ書に署名する。(藤井伸哉)

総合の最新