総合総合sougou

  • 印刷
国の重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」(神戸市立博物館提供)
拡大
国の重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」(神戸市立博物館提供)
新設される「ザビエルルーム」のイメージ図(神戸市立博物館提供)
拡大
新設される「ザビエルルーム」のイメージ図(神戸市立博物館提供)

 神戸市立博物館(同市中央区京町)は今月半ばから、施設の大規模な改修工事を開始する。教科書でおなじみの重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」を中心に展示する「ザビエルルーム」を2階に新設。カフェなどを設ける1階は無料ゾーンとして広く市民や観光客へ開放する計画だ。2月初めから約1年半の休館中で、2019年11月の再オープンを目指す。

 同館は市立南蛮美術館と考古館を統合し、1982年に開館。旧外国人居留地にあり、建物は昭和初期の名建築「旧横浜正金銀行」(現三菱UFJ銀行)神戸支店ビルを転用・改修したが、施設や設備の老朽化が進んでいた。

 約7万点の所蔵品を誇り、国宝「桜ケ丘銅鐸(どうたく)」などを常時展示していたが、国内有数の南蛮美術や古地図コレクションは、年間を通じた展示スペースがなかった。今回、美術・古地図の特集展示室を新設し、常設展示を充実させる。

 「ザビエルルーム」では肖像画とともに聖人の生涯などを紹介するほか、所蔵する貴重なキリシタン資料を並べる。ただし、重文は作品保護のため、年間展示が60日までと制限があり、ザビエル像は実物とレプリカ展示を併用。「桜ケ丘銅鐸室」、ガラス器を並べる「びいどろ・ぎやまん室」も設ける。

 また、これまで施設利用には入館料が必要だったが、ミュージアムショップや体験学習室、港町神戸の歴史文化を紹介する展示エリアがある1階を無料ゾーンとする方針。喫茶室は気軽に美術雑誌や図録を手に取れる「ライブラリーカフェ」にするほか、トイレの改修や授乳室新設で、快適さや利便性を向上させる。

 「コレクションをより活用しつつ、『開かれた博物館』としてさらに親しまれるようになれば」と担当者は話している。同館TEL078・391・0035

(堀井正純)

総合の最新
もっと見る

天気(10月18日)

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 23℃
  • ---℃
  • 50%

  • 24℃
  • ---℃
  • 10%

  • 24℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ