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英文短歌と写真を組み合わせた独自作品「ポエトグラフィー」の個展を開いている鄭龍超さん=西宮市馬場町
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英文短歌と写真を組み合わせた独自作品「ポエトグラフィー」の個展を開いている鄭龍超さん=西宮市馬場町
神戸新聞NEXT
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 英文短歌と写真を1枚のキャンバスに組み合わせる独自の芸術「ポエトグラフィー」を追求する鄭龍超さん(49)=兵庫県西宮市=が、阪神西宮駅前の画廊で13日まで個展を開いている。欧米で作品を発表することが多く、国内での個展は初。19日からは神戸・御影の展覧会にも出品する。(上杉順子)

 滋賀県生まれで、神戸中華同文学校(神戸市)を卒業後、県立西宮南高校を経て米国へ。大学などで学びながら心理カウンセラーや投資会社の経営をし、ウェブデザイナーになった。大学時代から趣味だったカメラと、2003年ごろに始めた英文短歌を融合させたら面白いのではないかと思い、05年の帰国後に「ポエトグラフィー」と名付けて作品を発表し始めた。

 英語のTANKA(タンカ)にあまり決まりはないというが、鄭さんは三十一文字(みそひともじ)にちなみ、どの歌も英語の音節を合計31にすることにこだわる。また、写真は必ずモノクロ。景色や光線をとらえた抽象的な作品で心象風景を表す。「色がない分、見る人の心に入っていきやすいのでは」と考えている。

 短歌を先につくり、雰囲気に合う写真を撮ることがあれば、その逆も。短歌には恋愛、華僑の心など十数編から数十編単位で通底したストーリーがあり、シリーズによって英字のフォントや大きさを変えている。

 個展は19点を展示。意訳で「泣いても笑っても時は過ぎていく、ならば明日へと進もう」など、喪失感をたたえながら、どこか希望を感じさせる歌が多い。鄭さんは「誰でも共感できる一瞬があるのではないか。僕なりの表現にうなずいてもらえたらうれしい」と話している。

 個展は西宮市馬場町の画廊「アトリエ西宮」で午前11時~午後6時(最終日の13日は同5時)。同画廊TEL0798・22・0322。神戸での展覧会は岩佐倖子さんとの2人展。神戸市東灘区御影中町1の「Space31」で19~27日(21日休み)午後1~7時。同画廊TEL080・1455・5906

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