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信楽高原鉄道事故から27年。発生時刻ごろ、列車が慰霊碑前を通過した=14日午前、滋賀県甲賀市信楽町黄瀬
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信楽高原鉄道事故から27年。発生時刻ごろ、列車が慰霊碑前を通過した=14日午前、滋賀県甲賀市信楽町黄瀬

 信楽高原鉄道(SKR)とJR西日本の列車が衝突し、42人が死亡した事故から27年となる14日午前、滋賀県甲賀市(旧信楽町)の現場近くの慰霊碑前で追悼法要が営まれた。遺族3人のほか関係者ら約80人が亡き人を悼み、静かに手を合わせた。

 事故は1991年5月14日、SKRの普通列車と「世界陶芸祭」のため乗り入れたJR西の臨時列車が単線上で正面衝突し、600人以上が重軽傷を負った。SKRの正木仙治郎社長は「二度と事故を起こさない取り組みこそが、亡くなられた方や遺族に報いる唯一の道であることを全社員が胸に刻み、努力を重ねていく」と述べた。

 発生時刻の午前10時38分ごろ、列車が警笛とともに現場を通過。読経が響く中、遺族や鉄道関係者らが順に焼香した。

 今月2日、事故を機に発足した「鉄道安全推進会議(TASK)」と遺族会の代表を長年務めた吉崎俊三さん=兵庫県宝塚市=が84歳で死去。国に独立した事故調査機関がないころからその必要性を訴え続け、遺族の結束を呼び掛けてきた。毎年現場を訪れ、風化防止を強く願ってきた。

 この日は明石歩道橋事故や尼崎JR脱線事故の遺族らも参列。TASKの下村誠治共同代表(59)=神戸市垂水区=は「吉崎さんは『裁判の結果ではなく、再発防止することが謝罪』と語ってくれた。思いを受け止め、これからもこの場から発信し続けたい」と話した。(竹本拓也)

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