総合総合sougou

  • 印刷
兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
拡大
兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県は、従業員の個人住民税を給与から天引き徴収する「特別徴収」を実施していなかった県内企業約5万8千社を、新たに「特別徴収」の義務者に指定すると発表した。今月から所得税の源泉徴収義務のある全ての業者に税額決定通知書を送付している。

 地方税法では、給与を支払う事業主は原則、従業員の個人住民税を特別徴収すると規定されている。しかし、従業員が少ない小規模事業者などでは「事務をする社員がいない」「手続きが煩雑そう」などの理由で拒否する業者も多く、行政側も“黙認”してきた。

 一方で、県税の未納額全体に占める個人住民税の割合は増加の一途をたどっており、2016年度決算時点で82%(98億円)と、06年度から51%増加した。

 県は「税収確保と法令順守を図る必要がある」として、これまで特別徴収を行っていなかった約5万8千社を「特別徴収義務者」に指定。県外に勤務する納税者もいることから、大阪府と京都府、和歌山県とも共同し特別徴収を強化する。

 罰則規定もあり、特別徴収義務者が指定を受けながら税を納めない場合は、10年以下の懲役もしくは200万の罰金、または両方が科せられる。

 井戸敏三知事は「ほとんどの事業所が給料計算はコンピューターでしており、大きな負担にならないはず。納税者にとっても便利になる」として理解を求めている。(前川茂之)

総合の最新
もっと見る

天気(10月20日)

  • 22℃
  • 17℃
  • 20%

  • 21℃
  • 13℃
  • 70%

  • 21℃
  • 16℃
  • 20%

  • 21℃
  • 15℃
  • 30%

お知らせ