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勾配20%超の“名もなき”坂=同市垂水区塩屋町3
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勾配20%超の“名もなき”坂=同市垂水区塩屋町3

 坂道が注目されるようになったきっかけは、NHKの紀行番組「ブラタモリ」でおなじみのタモリさんといわれる。東京の坂道を自ら撮影して見どころをまとめた「タモリのTOKYO坂道美学入門」を2004年に出版。坂道歩きの楽しさを広く伝えた。

 その著書で、タモリさんは坂道の鑑賞ポイントを挙げている。(1)勾配の具合(2)湾曲の仕方(3)まわりに江戸の風情を醸し出すものがある(4)名前に由来、由緒がある-の四つ。(3)以外は神戸でも参考にできそうだ。

 神戸市内の町歩きツアーなどを企画するNPO法人「須磨歴史倶楽部(くらぶ)」副理事長の西海淳二さん(66)によると、近年、ツアーの参加者は増加傾向。家族連れや20代の女性の姿も多く、以前より年齢層が広がっているという。

 「ツアーの途中で『この坂の名前は?』と尋ねられることもあります」と西海さん。坂道ブームの影響を感じるといい、「体を動かして、歴史を知ろうという人が増えているのではないか」と歓迎している。(上田勇紀)

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