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森哲男市長に調査結果を手渡す、三田市オンブズパーソンの曽和俊文関学大教授(右)と西野百合子弁護士(中央)=三田市役所
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森哲男市長に調査結果を手渡す、三田市オンブズパーソンの曽和俊文関学大教授(右)と西野百合子弁護士(中央)=三田市役所

 稲わらや刈り取った草を焼く農家の「野焼き」を容認する三田市の姿勢について、市民から受け付けた市政への意見や苦情を調査する同市オンブズパーソンは30日、「市の対応は認識不足で、妥当ではない」とする調査結果を公表した。「周辺住民の生活環境に悪影響を及ぼすような野焼きは許されない」と結論付け、市に対応を求めた。

 廃棄物処理法はごみの野焼きを禁止しているが、農業を営む上でやむを得ない場合は例外とし、市は「農家の野焼きは問題ない」という立場。しかし三田署が農家に野焼きをやめるよう指導するケースも多く、昨年9月の市議会では森哲男市長が「市民を混乱させた」と陳謝していた。

 調査結果によると、「臭いが洗濯物に染みつく」「せきが出る」など、市民から市に寄せられた野焼きへの苦情・相談は2016年度で33件。17年度は2倍近い62件に増えた。オンブズパーソンは「市が廃棄物処理法の例外規定を理由に苦情に正面から向き合わず、被害の解決策を示していない」と指摘した。

 オンブズパーソンの曽和俊文関西学院大教授と西野百合子弁護士は「(農地と宅地がともに広い)三田特有の問題として解決策を考えるべきだ」と強調。森市長は「不適切な対応もあった。今後、専門家を交えて対応を検討したい」と話した。(高見雄樹)

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