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日本標準時の副局が置かれる未来ICT研究所=神戸市西区岩岡町岩岡
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日本標準時の副局が置かれる未来ICT研究所=神戸市西区岩岡町岩岡

 時報などに使われる「日本標準時」(JST)が大規模災害時に途絶えぬよう、情報通信研究機構(NICT、本部・東京都小金井市)は「時の記念日」の10日から、本部に加えて、神戸市西区の未来ICT研究所を副局として運用する。

 現在の日本標準時は、本部に設置した高精度のセシウム原子時計18台、水素メーザー原子時計3台で決定され、電波や電話回線などにより発信される。報道機関や公共交通機関、電波時計などに活用されており、その精度は数十万~数百万年に1秒の誤差という。

 2011年の東日本大震災では本部施設は無事だったが、原発事故に伴う避難指示で、福島県にあるJSTの電波施設が無人となり停止。東日本など一部地域の電波時計に送る電波が途絶え、500件超の苦情が寄せられたという。本部が停止すれば、従来の体制では標準時自体が決められなくなる恐れがあった。

 神戸の副局はセシウム5台、水素メーザー2台で運用する。本部が使えない非常時には神戸の同研究所に職員が駆け付け、標準時を外部に提供し続ける。NICTの廣田幸子報道室長は「非常時にも正しい標準時を途切れさせないという使命を全うしたい」としている。(竹本拓也)

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