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JR三ノ宮駅近くのビルに移転する神戸市の「協働と参画のプラットホーム」=神戸市役所
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JR三ノ宮駅近くのビルに移転する神戸市の「協働と参画のプラットホーム」=神戸市役所

 阪神・淡路大震災を機に生まれた市民活動と行政をつなぐ場として、神戸市が市役所内に設けた「協働と参画のプラットホーム」が29日、JR三ノ宮駅近くの商業施設「サンパル」に移転する。開設当初、多くの市民団体は各部署や職員に知られていなかったが、近年は直接連携するケースが増えてきた。利便性の高い環境で、団体同士や企業との新たな協働も模索する。

 同ホームは2002年4月、展望ロビーなどがある市役所1号館24階に開設。市職員とコーディネーター役の市民が常駐し、地域課題に取り組む市民団体などの窓口として、市の事業や助成制度の情報発信などをしてきた。毎年1月17日の震災追悼行事「1・17のつどい」の実行委員会事務局も担ってきた。

 07年から8年間協働コーディネーターを務めた市民団体「シチズンシップ共育企画」代表の川中大輔さん(37)は「市民団体の力をどう行政に生かしていくかが課題だった。民間の人材を各部署に知ってもらうには、庁内に拠点があるのは強みだった」と振り返る。

 開設から16年、被災地支援や生物多様性保全などの分野で実績を重ねてきた。16年度の市からNPO法人への委託事業などは269件と10年で倍以上に。各部署と団体が直接連絡を取り合う動きも増えてきた。市は昨年、サンパル内に社会貢献に興味がある学生や社会人と各団体をつなぐ「ソーシャルキャンパス」「ソーシャルブリッジ」を開設しており、活動を連携させる狙いもある。

 移転後、市職員は常駐しないが、平日夜間や土日曜も利用できる。現在の協働コーディネーター、NPO法人「しゃらく」の小嶋新さん(37)は「他団体や企業も交え、社会課題に対するアイデアを出し合える場にしていきたい」と話す。(若林幹夫)

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